ウィンドウトリートメントのこと
2021.01.25
こんにちは!たなかです。
最近カーテンの打合せの機会が多く
なってきたので今日はすこし窓まわりの
おはなしをしたいと思います。
ウィンドウトリートメントというのは
窓まわりを装飾的に演出することで、
カーテンやロールスクリーンなどの
カーテンスタイルの総称でも呼ばれています。
家づくりの打合せで行くと本当に最後の最後。
ここでなんとか力を振り絞って考えていただけると
暮らしたときの満足感や空間の印象がぐっと
変わってきます!たかがカーテンされどカーテン
というかんじです・・・・
それでは早速ざっくりとスタイルのご紹介!
オーソドックスなのはやっぱりカーテン。
家具や絨毯、暮らす空間には色んなカラーが
でてくるのでカーテンはベーシックな
グレー・ベージュあたりが合わせやすく人気です。
↑こちらのおうちはこっくりとした温かみのある
グリーンを採用しました。ソファの座面がグリーンで
それと併せてのコーディネートだったはず・・・
家具が床色のようにナチュラルな色合いだと、
グリーンなど少し鮮やかな色も映えて素敵ですよね!
↑こちらはカーテンと、手前の2窓は
シェードの組み合わせ。
カーテンのカラーはベーシックですが
装飾レールを付けたことでアクセントになって
います。おうちの雰囲気に馴染んでいますよね!
シェードは窓上に生地のたまりが出来て
すこしぽってりとしたシルエット。
可愛い・ナチュラル・素材感を意識した空間に
ぴったりなスタイルだと思います。
シェードはカーテンと生地を揃えることが出来るので
統一感を出すのにも◎
↑こちらもシェードのスタイル。
窓上にたまりが必要なので、天井まで高さのある
窓には適さないので注意です。
↑こちらはロールスクリーンと
バーチカル(縦型)ブラインドの組み合わせ。
バーチカルブラインドは大きな引き違いの窓など
大きい窓と相性が良いです。オフィス的な
イメージが強い方もいますが、すっきり・
シンプルな空間に仕上がると思います。
どちらかというと、モダン・かっこいい
雰囲気が好きな方におすすめのスタイルです。
ロールスクリーンは基本は窓枠にすっきりと
納めることが多いですが、写真のように
窓枠内レース+外付けロールスクリーンという
選択もできます!レース・厚地どちらも付いている
ダブルロールスクリーンというものもありますが
メカ(取付)部分が厚ぼったくなり、デザイン性が
少し劣ってしまう印象があります・・・
↑こちらが窓枠内にロールを取り付けて
すっきりと納めた実例です。
ロールスクリーンは階段や高天井などの高い位置に
ついている窓・横幅が小さい窓にオススメです。
写真のように、窓が少し高い位置にあっても
操作チェーンを手元に持っていけます。
↑こちらはプリーツスクリーン。
じゃばら型のデザインが特徴的で
写真のように和紙調の生地だと
和室との相性が良いです◎
生地はロールスクリーンのような
素材にもできるので、最近は和室だけでなく
リビングへの採用も増えています。
レース・厚地の切り替えのしやすさが
人気のひとつかなと思います。
↑木製ブラインドのスタイル。
存在感・重厚感のあるスタイル。
ウッディな雰囲気に憧れを持つ方も多いです!
写真のように床に映る日の光も素敵ですよね。
木製といっても竹製のブラインドもあります。
木目の雰囲気が変わって
木製よりもほんの少しワイルドなイメージ。
家づくりで意外と盲点になるウィンドウトリートメント
ですが、なんとなくでもイメージしておけると
良いかなと思います。
おうちの窓数にもよりますが平均的には
30万円前後の費用がかかります。
最後の最後にドンと追加になって重たい部分では
ありますが、生活してく空間には必要不可欠な
要素になるので、自分の理想のイメージに合う
スタイルを見つけてもらえると嬉しいです。