トイレは別空間
2021.02.01
こんにちは、たなかです。
2月になりましたね。明日は節分!
2月2日の節分は124年ぶりなんだとか。
日付で固定されていると思っていたので驚きです。
節分は「立春の前日」と定義付けされているそうで、
例年の立春は2月4日になることが多いですが
今年の立春は2月3日午後11時59分にあたる為、
(1分だけ日付がずれ込んでしまっている為)
自動的に節分も1日前の2月2日になりました。
この立春などの二十四節気は地球と太陽の
位置関係を基に割り出している為、こんなずれが
たまにあるんですね。イメージはうるう年と近いと思います。
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最近、ブログで部分的な家づくりのことを
紹介させてもらっています。弊社で家づくり中の
施主様、どこかの会社さんで建築中の方の目に
止まって少しでも参考にしてもらえたり、悩みごとが
軽くなったり、イメージが付いたりしてもらえると
嬉しいなというところからスタートしました。
(ブログネタに困ったというのもひとつですが…!)
今回のテーマは「トイレ」
近年のアンケートによると、トイレに
求められる要素は清潔感だけではなく
落ち着ける空間・リラックス・くつろぎ etc…
一人でほっと一息つけるような空間にしたい!
というニーズが高まっているようです。
トイレは家族だけでなくゲストも使う場所。
他の空間に比べるとコンパクトな部分ですが
逆に、ちょっとしたこだわりが目につきやすい
場所でもあります。
取り入れやすいかつ、イメージしやすいのは
1面のアクセントクロス。
↑こちらのおうちは支給品のペンダントライトも
こだわりポイント!温かみのある色合いと、
照明のちょっとした無骨なデザインの
組み合わせが素敵です。
↑印象的な柄付きクロスはトイレに
使いやすい!扉がつくので、おうちの
雰囲気とがらりと違っても面白いです。
重心を落とした照明器具が落ち着いた
雰囲気を作ってくれます。
↑階段と絡んだ勾配天井のトイレには
天井までアクセントを回すのも◎
広がり感もプラスに。明るい色、暗めの色で
空間の印象もグッと変わります。
2枚目の写真の手前側に茶色の
扉が付いているのは埋込式の収納。
壁に埋込み式でスッキリと納められる為
トイレットペーパーなど人目に
ついてほしくない物の収納に便利。
外壁側や、埋込が難しい壁もあるので
早めに建築会社さんに伝えられると◎
↑パキっと明るいイエローが映える
トイレ空間。トイレットペーパーを敢えて
魅せるデザイン!
明かり窓を採用し、階段から自然光を
取り入れ気持ちのいい空間に。
↑全面にアクセントカラーのおうち。
深いグリーンを採用。わたし自身、
濃いめの色を全面に使うのは初めてで
少しどきどきしていたのですが、とっても
素敵でしたし、なかなか見かけない!
天井がホワイトなので圧迫感も問題ありません。
↑こちらは造作の手洗いをトイレに採用。
奥まで伸びたカウンターがあることで
奥行き感をプラス。芳香剤や植物などを
飾ったりできるのでアクセントクロスがなくても
小物で彩りを演出できます。
↑手洗い+アクセントクロス
全体的にブラウンでまとまった
落ち着き感のあるトイレ空間です。
↑こちらは照明と建築を絡めた実例
トイレ後ろの白いボックスは収納兼
間接照明を隠す空間になっています。
そして、よくよくみると天井が
アーチ型になっているんです!
照明の光を優しく、滑らかに表現できます。
おすすめです!
トイレというと最初はトイレ自体の
商品の選定から始めると思いますが、
トイレのサイズ感、天井の形状、
照明器具、手洗いの有無(手洗いが付く場合は
どんなカラー・雰囲気がいいのか?)などなど
ひとつずつの要素だけでなく、組み合わせての
トータルの雰囲気を想像してもらえると
良いなと思います!