打合せストーリー
2021.06.28
こんにちは、たなかです。
6月28日のできごと・・・
46年連載していたドカベンが
2018年の今日6月28日に完結したそうです。
46年連載する作者さんのメンタルの強さ!
そして、読者の皆さんに愛されていた作品
なんですねきっと。
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今日は、先日アップしたWEB見学会の
おうちの打合せから完成までこんな感じで
進んでいきました~というような小話を
すこししたいと思います。
まずは特徴的な外観から
打合せ当初は札幌軟石を貼るのは
決まっていたのですが、全体の外壁カラーは
検討段階でした。
落ち着きのあるブラウン?
グレーもいいかも?
意外と白なんてどうだろう?
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施工写真や通りがかりに気になった
おうちでイメージを膨らませて…
今回のカワラ色に決定!
施工事例が少なく、ドキドキしていましたが
深みとあたたかみのあるよいお色ですよね
ユーティリティの作業カウンターは
下に衣類用の収納ボックスをしまって、
上でアイロンをかけたいな。
ただ、間取り的にカウンターをめいっぱい
伸ばしてしまうと動きにくくなりそう。
そんな時「折り畳み式にできますか?」と
アイデアをいただき、ざっくり書いたラフ
カウンター上にはタオルなんかをしまえる
ボックスもあると便利だよね、と。
人の出入りのことを考えて、上のボックスは
折りたたんでいる時のカウンター幅に合わせた
サイズに変更しました。
両側に壁がない今回のような
レイアウトの時にありがたいアイデアです。
こちらはダイニング裏のスペース
↑この写真の右奥に位置しています
細々としたものを収納できるようにしたい
とのこと。ただの棚なら大工さんでぱぱっと
製作してくれるのですが、扉付きとなると
建具屋さんという棚や造作洗面の箱をつくる
職人さんの仕事も絡んでくるので一気に価格が
上がってしまうんですね。
うーん、でもリビング周りだしやっぱり
雑多になりたくないし扉はほしいよねと。
既製品でぴったり壁の間に収まる商品なんか
ないかなと調べてたどり着いたのが
サンワカンパニーの「ピッタラ」
奥行き・高さは数種類の中で決まっていますが
横幅はオーダーできる商品。カラーも豊富!
そんな商品をご採用いただき、上部には写真や
飾り物を置いて愉しめる集成材の棚を設けました。
こんな感じで、お客様の意見やご要望も聞きつつ
マルワの提案も掛け合わせて打合せをすることが
多いです。
できれば、お客様が「そこまで考えてなかった!」
と感じるところ(使い勝手、お手入れ、価格など)まで
先回りして考えて、ご提案していきたい!
ここまでイメージして伝えるのも建築をお仕事に
している者の責任かなとも思います。
ブログを書いて改めて意識していかなくては、と
感じました。
今週も1週間がんばりましょう!