お盆に映画と小説を
2023.08.10
皆さま、こんにちは!
事務のしおだです。
7月から続く暑さがまだ続いているなか、
8月7日は立秋だったようですね。
「お盆過ぎたら一気に涼しくなる」と言われている北海道ですが
ここ数年は9月に残暑がきたりと一筋縄ではいかないようです。
今年はどうなるでしょうか・・・?
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さて、7月は映画を2本見ましたのでそのお話を。
『リバー、流れないでよ』
ジブリ最新作『君たちはどう生きるか』
ジブリ最新作については、事前の宣伝を一切行わず、
公開されたのは公開日とラフ画のポスター画像のみという
「宣伝をしないという宣伝」で話題になりました。
ということで何を言ってもネタバレになってしまうので
感想もなかなか言えない作品・・・
一つだけ言うとすると、
めっちゃジブリでした。
『リバー、流れないでよ』はコメディもの。
京都の貴船(きふね)にある旅館を舞台に
突然、2分間を延々と繰り返すタイムループにハマってしまった
人々のドタバタを描くコメディです。
2分経つともとの場所に戻ってしまうので
たいしたことはできません。
しかし全員記憶が残ったままループしているので
どうしてこうなったのか?どうしたら抜け出せるのか?
いろいろな仮説を立てて、奮闘していきます。
上映時間86分と、サクッと見られてとても楽しかったです。
人情味あふれる旅館の人々も魅力的で、応援しながら見てしまいます。
冬の貴船の景色も美しく、観終わった後は爽やかないい気分になりました。
しかし、調べてみると札幌での劇場公開は終わってしまったようです。。。
DVDやサブスク解禁された際には、是非!
タイムループものが好きなら、小説『七回死んだ男』もおすすめ。
ふとしたタイミングで時間の「反復落とし穴」にハマってしまう体質の少年が
祖父が殺害された日の24時間を繰り返して、祖父を救い出そうとするお話です。
このお話の面白いところは、同じ日の24時間は必ず9回繰り返すということ。
そして、9回目の24時間で起きたことが「確定」とされて、またもとの日常に戻ると決まっていること。
祖父を救うためには、8回の猶予の中で犯人を見つけ出し、殺害を阻止しなければなりません。
はたして少年は、祖父を救うことができるのか?というお話。
ともすれば重くなってしまいそうな設定ですが、
語り口がライトで読みやすいので、ミステリーをあまり読まない方にもおすすめ。
是非お盆休みに一気読みしてほしい作品です。
映画と小説のご紹介になってしまいました。
お盆はお休みという方も、お仕事という方も、
熱中症にはお気を付けてお過ごしください。
それではまた来週に!
しおだでした。